当道院について

修行の目的~武道とは何か~

武道の「武」という文字は、「二つの矛を止める」つまり、争いを止めるという意味を表しています。

つまり、力と力で衝突し、相手を制圧することが武道の目的ではなく、本来は争いを無くし、調和させ、互いに活かしあい、仲良くなっていく和合の道が武道の在り方です。

ですから、当道院では、技の修練(易筋行)や精神の修練(鎮魂行)を通して自分自身の内面や、相手とコミュニケーションをとり、調和していくことで自己の真諦(しんたい)を極めます。
「自己の真諦を極める」とは、本当の自分を知り、本当の強さを引き出していくということです。

少林寺拳法では、本当の自分のことを「ダーマの分霊」と言い、「人」ではなく「霊止(ひと)」と言います。

ダーマとは、サンスクリット語でといい、日本語では「法、宇宙を貫く真理」です。

つまり、ダーマとは、宇宙の根本実相であり、時間と空間を超越して存在し、あらゆるものを結びつける力(大引力)であり、すべての生物を生成化育する力(大生命力)であり、因果応報の道理をつかさどる力(大霊力)です。そして、われわれには、誰しもそのダーマの分霊が宿っており、肉体はその住み家なのです。だから、ダーマの分霊が宿る=霊止と言うわけです。

そして、そのダーマの住み家である肉体を、技の修練を通して練磨していくことで、ダーマの分霊である自分自身に気付き、そのダーマの力を発現していきます。

そうやってダーマの力を発揮していくことで、自分自身の人生をより豊かに、創造的にしていくことを目指すのが、当道院の修行の目的です。

道院の目指すもの

ただ勝つことを目標とせず、身体技法や思想においてもより深みを目指し、また体得したものを社会や家庭に還元できるような人間が一人でも多く育つような道院を目指しています。
常に問題意識を持ち、豊かな感受性のある拳士が互いに交流しながら、身心を練磨し、自己の本質に目覚め、人生の使命を全う出来るよう修行に励んでおります。

当道院の特徴

拳士の半数以上が社会人です。易筋行、鎮魂行ともに偏らず深く学び、ただ道院長に教えてもらうだけでなく、個々人が問題意識を持ちながらテーマを持って修行に取り組んでいます。

沿革

2008年に道院設立。2018年に十周年を迎えました。

道院長紹介

横田和典(よこたかずのり)

沖縄生まれ大阪育ち。
明治鍼灸大学鍼灸学部鍼灸学科卒業。

不思議の会 主宰。和の身体技法「魂導」を伝える「和の会」主宰。
ノートルダム清心女子大学の「身体科学」や、武道専門学校禅林学園の「整体研究」で教鞭をとる。

幼少の頃より各派武道修業に励み、仏教、密教、道教、古神道、琉球神道、東洋医学、野口整体、気功法、各種伝統療法を修め、身体技法を越えた意識力・宇宙法則を研究する。

龍体日本に点在する、隠れた聖地によって導かれて得た、宇宙の極意と、自らの様々な不思議体験を通して体得した「人生の本質は、魂の計画にある」という氣づきから、魂の計画は、あらゆるロジック・システムを超えて、生の「魂の交流」によってのみ発現するという経験から「不思議の会」を大阪で開いている。

また紹介者のある方にのみ「業謝行」と「講話会」を沖縄・東京・群馬・青森で行う。

著書に、『スズキ君の運を味方に付ける極めつけ10の習慣』(王様文庫)、『運を引き寄せ、幸せになれるこころとからだの浄化法』(PHP研究所)、『裏古事記への誘い』『読むだけで龍神と繋がる本』『龍の王冠~宇宙からの戴冠式~』『宇宙の魂導』(ワンダーパブリッシング)がある。

道院長になったきっかけ

十代の頃より少林寺拳法の修行を続けており、大学を卒業後に武道専門学校禅林学園・専門課程武道学科師範科コースを修了しました。
その後、多方面の先生方の要望もあり、高槻南道院を開設。道院長を務めるようになりました。武道専門学校禅林学園・整体研究講師、ノートルダム清心女子大学・身体科学講師も拝命され、「我が計らいにあらず」というような状態で指導者の立場を続けております。