平成25年3月28日木曜日

今回は級拳士は昇級に向けての修練。
初段以上は相手と調和する身体技法の修練を行いました。
やっているときに感じたのは「見るのではなく感じる。」
まずは2人組で向かい合って数を数えながらお互いの踵から頭までを吸い込むイメージで巡氣を行いました。
自分自身だけでなく相手の身体の状態などを意識します。
次にそのイメージを持って鉤手守法を行います。
ですが、掴まれたと思うだけで相手と自分が対立するような状態になってしまいます。
巡氣をする時のようなお互いに作り上げるようなイメージには中々至りませんでした。
掴まれた時に相手の氣を受け取って流す事を行いました。
その際に何度となく相手とぶつかり合いになってしまいます。
その時に道院長に言われたのが「相手を見るのではなく全体を見る。八方目を意識する。自分の右上を見る。」
相手を見るとぶつかるのに対して、相手ではなく右上を見る事によって何かが変わる。
意識状態が変わるのだと思うのですが、衝突せずに流す事が出来ました。
思考の中では1、2、3という順番があります。
お互いに見ているのでは思考と動作が同じ速度なのでぶつかる。
相手を見ない事によって見る事と動作が別になる。
見て思考して動くのではなく相手を感じて動く。
感じる方が見るよりも早くなる。
普段が視覚ばかり頼っているので難しく感じます。
見てはいけないと思うほどに相手を見てるような気がします。
修練でこれだけ見ているのだから日常ではどれほど視覚に頼っているのでしょうか。
見るだけでなく日々、自分の身体を感じ続ける。
簡単な事でいえば本当にお腹が空いているのかを感じてみる事から始めるのでも良いと思います。
時間を見て食べるのではなく空腹感を本当に感じるのか?
何かを見てばかりいるのではなく身体を感じる事をしてみようと思いました。

(沙門 記)

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