平成25年8月19日月曜日

前回投稿させて頂いた時にも触れたのですが、10月には昇段試験があります。

といっても、私が受けさせて頂けるかどうかはまだ未定です。

正直に言えば、私の今の状態ではあまり昇段したいとは思いません。実力の無い、名ばかりの段位を頂いたところで、恥ずかしさがさらに増すだけなのだと分かっているからです。

けれど、チャンスを頂いた以上は、できるかどうかは分からないけれど、昇段試験を受ける事のできるレベルまで、自分を引き上げるための挑戦をしたいとは思います。

これから試験のための修練を行っていくに当たり、どのようなことをしていけばよいのかを考えてみました。

技を覚えるのは当たり前なのですが、今、自分の気になるところを考えてみたのです。今まで行ってきた事と同じことをしていても不十分なのだろうとは思ったからです。

いろいろ考えてみたのですが、昇段のための修練として、8月初めから『歩くこと、走ること』を始めました。

なぜかというと、正直な感覚で言うと、私の左足が不自由だからです。

それは、10年以上前になりますが、16才の時にバイクで事故に巻き込まれた時に起因します。

左半身の骨折、捻挫、負傷などを患ったのですが、それから、知識の無さもあり、自分で動かす事を怠っていた時期がありました。

左足首の下垂足、左拇趾の外転不可、左膝関節の可動域制限、左腸骨の違和感…。いろいろと症状があるのですが、単純に言えば、左股関節にうまく体重がのせられないこと、とっさの動きに対して、左足が反応しないこと、素早い動きをすると、回転性の目眩がする事などです。

もちろん、日常生活を営むことはできます。だから、特に今まで必要を感じていませんでした。

しかし、少林寺拳法ではそうもいきません。

今までは「怪我のことはできるだけ考えないで、とにかくできるだけやろう」と思い、怪我のことはできるだけ考えないように努めてきました。

それは「怪我のせいでできない」という決め付けを避けるためでもあり、大切なことであったと思います。

しかし、一方で、あまり真剣に身体の声を聞いていなかったように思います。

自分の、動かしにくいところを、まずはしっかり把握して、それを動かすためにはどうしたらいいのかを、考えていかないといけない時期にきたのかなと思います。

実際に、何となくで動かせるようになった部分もあるのですが、明確に意識したほうがより早く動かせるようになるのではと思うのです。

もう、忘れていたのですが、20才位の時までは左膝を90度以上曲げることができませんでした。

しかし、この道院でもお世話になっている先輩拳士に「とにかく動かしていれば動くようになる。動かしなさい」と言って頂き(その頃は少林寺拳法には入門していませんでした)、動かしているうちに、左右同じように曲げることができるようになったのです。

僅か数ヶ月のことでしたが、むしろ動かしていなかった4年間がバカバカしくなったくらいです。

今回、私が、なぜ歩くことにしたのかと言うと、単純に左足を使いたいからです。

少し速度は遅いのですが、しっかり左足に体重をのせて歩いています。

バイクに乗っていなかった4年前くらいはよく歩いていたのですが、以前は、漠然と歩いていたので、無意識に全ての体重を健常な右足にのせて歩いていました。お陰で、長く歩くと右ばかり痛くなっていたものです。

しかし、今は「左足を使いたい」という目的がありますから、両方バランスよく使っています。

案の定、左臀部や左股関節の筋肉痛、左足首の痛みが出てきました。しかし、まさに予定通りに身体を使えているので、この痛みと付き合いながら続けていけば、何かの変化があるのではないかと期待しています。

ところで、今日の修練では、道院長に『技の理』をとても丁寧に教えて頂きました。

この『技の理』は、本当に大切なものなのだと思います。

これは、力の強さや、どれだけ技を覚えているか、などとは関係なく「素直な身体」があり、素直に理を体現すれば、初心者であろうが、何年も修行を積んだ者であろうが、関係なく、同じように「できる」のだと思います。

反対に「素直な身体」がなくては、何年修行を積んでいようが、どれだけ力があろうが、どれだけ技のことを知っていようが、スムーズにできないのだと思います。

やはり、少林寺拳法の修行を進めるにあたっては、身体作りというのが一番大切なのだと、改めて感じました。

先ほどから怪我の話ばかりをしましたが、もちろん、怪我は関係なく(ある意味怪我も含めて)自分の生き方が、自分の身体にでているのだと思います。

なので、身体をかえるというのは、生き方をかえるという挑戦であり、自分の見たくないところに光を当てていくことだと思います。

自分のやっていることや、方向性があっているのかどうか、正直に、分からないのですが、とりあえず、「素直な身体づくり」というテーマを持ちながら、試験準備としてできることを行っていけたらと思います。

(沙弥 記)

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