平成26年1月9日木曜日

 今日は相対での稽古を行いました。
 対構でお互いに構えて「上中二連突」を行いました。この時に道院長にこのように指導して頂きました。
 実際に使う事は無いにしても、空手など他の武術の場合の突きはもっと早いものです。今のようなやり方では実際にやった時には受ける事は難しいです。上段を突いて直ぐに中段を突くこの動作でも上段はしっかりと首の後ろまでしっかり突くようにする。崩れた所を中段を突くのです。見ていると上段の伸びが短いので受けている側が崩れる事もなく普通に立っている。しっかり危ないと感じるような拳を突く。そうすることによって法形の修練でも守者に対して精度の高い攻撃を提供する事が出来る。精度が高い攻撃ですから守者はしっかりと受ける事が出来るようになる。お互いに精度の高い物を提供出来るようにしていけばよりよい修練になります。
 次に相対で「廻蹴」を行いました。
 この時に攻者は受ける人の肩口に足を乗せるようにして行います。上段の廻蹴を蹴る時には三日月を前足底を使って蹴ります。その為には肩口に乗せるだけでなくしっかり振り抜く事が出来なければまともに蹴る事は出来ません。何故、高く蹴ることを修練するかというと、高い蹴りが出来るようになると中段の廻蹴や下段蹴りが非常に簡単になるからです。また一生懸命にやっている間は雑念が頭の中にはありません。出来るか出来ないかを考えているうちはまだまだです。雑念が無い状態、動禅の状態になります。そういう身体の使い方をしないといけない。日頃から中殿筋を鍛えていなければ中々足は上げることは出来ません。
 次は相対で「足刀蹴」を行いました。足刀蹴は胸ぐらを掴まれるような近距離でも蹴れるようにする。廻蹴と同様に高くけれるようになると中段への足刀蹴が簡単になります。
足刀とは足の小指側の面を言います。足刀がしっかりと相手の人迎に届くようにする。
この時に親指を立てて当てるようにする。
 最後に「下受蹴小手投」を行いました。この時に道院長にはこのように指導して頂きました。下受蹴の動きは相手に対して自分の軸の動きを伝える動きになります。その動きを伝える為に蹴る動きが入っている。ですが、蹴る時に腰が引けてしまい蹴る動きに精一杯になっている人がいる。そうならないように自分の軸を伝えるように意識をする。
小手投をする際にも無闇に手首を引いたりしている人がいます。ただ引くのでなく攻者の肩を軸にして回るようにする。指先を下に向けるようにすると自然と相手は倒れるように出来ています。

今日は、今年最初の修練でした。道院長の話の中に攻撃の精度を上げるというのがありました。相対で組んでいてもお互いに突く攻撃に遠慮があり当たらないなというのがなんとなく分かります。遠慮してしまうのは、もしかしたら当たるかもしれないという思いがあるように感じます。遠慮せずに出来るのは確実に止める事の出来る精度があるからだと思います。自分の中に止めるだけの精度が無いからいつまでも色々な事を考える事になる。上段の廻蹴、上段の足刀蹴はあまり考えずに蹴る事に必死になりました。上段の技が出来れば中段がやり易く成る。やり易くなるほどに綺麗に上段の蹴りが出来るようにまた修練をしていきたいと思います。

(沙門 記)

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