平成26年3月10日月曜日

今日は真向法、基本の後、新しく「諸手送小手より縛法」と「腕十字・裏合掌固」を教えて頂きました。
道院長には以下のように教えて頂きました。

●諸手送小手より縛法
・反撃されることを想定し、1つ1つの動きをしっかり極める

諸手送小手から送横天秤をしたら、まずは裏固をしっかり極めること。手を持ち変えて吊上裏固へ。このときも、肩をしっかり極めると相手は動けなくなります。
その左腕を極めたまま、相手の上にまたがり自分の左足を相手の左腕の下に入れます。この時、縛法をする為にも自分の両手を離しても反撃されない状態にしておくことが大切です。自分が膝を床について前重心になると、相手の肩を更にしっかり極めることが出来ます。

・縛法をする時は相手を極めたままの状態を保つことと、結び目を美しくかけることが大切

諸手送小手から吊上裏固をおこなった後、相手の左手首→首→右手首と帯をかけてゆきますが、その時も帯はゆるみなくそして、美しくかけることを意識します。そうすることでしっかりした結び目が出来、外れることもありません。また、相手を固めたり極めた状態を維持しながらかけないと簡単に外れますし、相手に逃げられてしまいます。結び目は相手が引こうとすれば余計に締まるようになっており、結び方1つをとっても理に叶う結び方をすることが大切です。
帯や紐がないときは、足で踏んで相手の手を極めて動けないようにすることも出来るようにしておきます。この時、形だけで踏んでも力が逃げてしまい相手は逃げようと思えば逃げられます。ただ踏むのではなく相手の呼吸を押さえる。これが技なのです。

・経脈を押さえる

また、少林寺拳法にも相手の手首だけを踏んで動けないようにする技などがありますが、これもただ踏むのではありません。経脈をちゃんと理解して押さえ固めるとその流れの延長で身体が固まるのです。
縛法は脱臼の固定法としても応用出来る技でもあります。

●腕十字裏合掌固
この技は、守者が立合掌固をしようとしたけど、攻者に肘を床に付けられて逃れようとされた時に使う技です。

・相手の動きを邪魔しない

立合掌固から、相手が肘を床に付け反対側に逃げようとするので、手を持ち替えて相手の右側から、左側に移動しながら相手の肩を大きく返します。左足で横三枚を押さえながら、自分の右足の鼠径部に相手の手首を付け、手首は下から上に捻上げながら腰を返して極めます。
裏合掌固だけでなく、技をかける時は相手がどんな動きをするか分かりません。その時に相手の動きたい方向に極めてあげる。そうすると相手も気付かないうちに極めることが出来ます。逆に相手の動こうとする動きに反発するとかからないのです。

私は級拳士の時に縛法をしている先輩拳士を“すごい技をやってはるなぁ”と憧れやワクワクした気持ちでチラッと横目で見ていたのを思い出しました。まさか、その技をさせて頂ける日が来るとは…「継続は力なり」ですね。
実際に縛法をやってみるとやはり難しかったです。ただ帯で結べば良いというものではなく、横田道院長は結び目の美しさを強調しておられました。この場合の美しさとは、無駄のないシンプルさだと私は思います。このような両手を使い相手の至近距離に自分が居る技は、自分も無防備な状態になる時間があります。反撃される可能性を考えれば手早く確実にしなければ自分が攻撃されてしまい、時には命取りとなります。また、攻撃して来るのは1人とは限りません。常に周囲を意識することも必要です。
技もそうですが、日常生活の中でも自分の行動1つ1つをシンプルかつ確実にそして丁寧にすることが“美しさ”につながるのかなと思います。まずは身近な所から美しさを意識してゆきたいと思いました。

(I拳士 記)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中