平成26年6月2日月曜日

6月1日に演武大会が終わりました。演武の修練期間にも何度か修法記を書きましたが、大会を終えて最終的に感じた事があります。

大会前の最後の修練日の演武が一番良い出来だったと思えたこと。大会当日の演武が、とてもじゃないが良い出来だったとは思えなかったこと。そして結果はもちろん大切なのかもしれませんが、一番良かったと思えたのは、これらの自分が感じていた事が、組演武を共に修練していた相手と一致していたことです。
これは結果として、同じ意識を以て1つのことに取り組めていた証拠ではないでしょうか。「コミュニケーションとしての武道」を感じられた氣がします。
あとは氣合です。普段どれだけ意識できていないかを痛感しました。

上記の、これからより大切にしたいと感じた良かった点、意識のまったく足りていなかった反省点を持ち帰って、6月2日の修練は、基本修練・移動修練の後、「流水蹴」「内受突」「上受突」「廻蹴三防受波返」「諸手切返投」の復習、そして新科目「巻込小手」を行いました。

・「上受突」
相手の手刀打を、上受で追いかけてしまいます。上受は頭上で行い、正中線で相手を崩すように指導して頂きました。

・「諸手切返投」、「巻込小手」
道院長に技を掛けて頂くと一瞬こちらの丹田が浮き上がってから崩されます。諸手切返投、巻込小手はどちらも三角手法をとりますので、そこをいかに素早くできるかがポイントではないかと思いました。

大会が終わってからの修練では、基本にはじまりひとつひとつの技を修練していても、無駄な動きを削る工夫をしようという意識が、迷いに変わって素直な動きを邪魔しているように感じています。

この日の修練は、道院長が直々に基本修練・移動修練を指導してくださいました。道院長の動きを拝見させて頂いた後に改めて自分の動きを確認してみると、軸がめちゃくちゃにぶれていて、膝や腰、突き蹴りも力が諸方に分散している・・・とにかく力が分散しているではないか!と強く感じました。その日までは、体感覚的にできるだけ無駄なく動けている氣になっていましたが、その日は、以前よりも余計な動きが特に目についたのです。

こうしたことが目につくようになったのは何故だろうと思ったのですが、大会で様々な色のある演武を見たからではないかと考えました。

たとえば天地拳第一系を行うにしても、人によって動きが大きく変わってくるのです。A道院の方とB道院の方で、特に注意を払って修練しているところや動きのメリハリに差異が生じることはあるかもしれませんが、同じ先生から指導を受けているはずのA道院の方二人を見ても、動きが大きく変わってくるのです。もちろん、個人の体格や体質があるのですが、余計な動きを含んだ演武を見たときに、その個人の色が素直な動きの邪魔をしているように感じたのです。

そしてこのことが、自分にも当てはまっていることを認識しました。

以上から、手始めに自分で色を塗ってしまっていた部分の修正をテーマに据えて、最近は今までと少し違った種目で新しく正中軸の修練を試しています。
今年の大会も勉強になりました。何が正解かはさっぱり分かりませんが、これから動きが変わっていけばと思っています。

(U拳士 記)

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