平成26年8月21日木曜日

本日は基本を行った後、突き・蹴りの動きを指導して頂き、復習を行いました。

道院長は次のように教えて下さいました。

●お互いがどう感じたかを伝え合う

突きでも蹴りでも例えば10回やったらそれで満足して出来た気になってしまうものです。これでは進歩どころか後退してしまうこともあります。そうではなく、突く側は自分がどんな思いで、どんな状況で突いたか、受ける側はその突きに関してどう感じたかを伝え合ってみて下さい。例えば、自分が40点位の出来だと思っていても、相手は違うかも知れません。その違いを感じて次に生かしてゆくことが大切です。
また、エネルギーが背中や腰に残っている人がいますが、力で突くのではなく、イメージとしては水を含ませたスポンジをフェンス越しに投げると、水だけが相手に届くイメージです。自分の中にあるエネルギーをパッと出しきり相手に伝えるイメージで突きや蹴りを行ってみて下さい。

●集中して余計なことは考えない
突く時に、エネルギーが散漫になっていると、受ける側は何となく突きのエネルギーが外側に分散している感じを受けると思います。突く時は余計なことを考えないで突くことが大切です。すると相手の中に通すことができます。

●受けた衝撃にどう対処するか
防具を着けていても、衝撃を上手く流せない人は自分の体が硬くなり、自分の攻撃まで硬くなってしまいます。不意に攻撃が当たったりすると誰でも硬くなります。その時に、出来るだけ貰ったエネルギーを毎回0(ゼロ)にするように意識するのです。「あ、今、自分はここが硬くなったな」とか「今の自分の状況はどうかな」と自分を客観視するようにします。するとそこで意識が一旦リセットされるのです。しかし、それを引きずり意識に上乗せしていくと「痛いな」「恐いな」が重なってゆき、嫌になったり体も硬くなります。衝撃を受けてもそれを引きずらないようにし、自分の状況を冷静に見ておくことが大切です。

今日の修練で感じたことは、自分が思ってしていることを相手は違うように感じているかも知れないということでした。自分は真っ直ぐに突いたつもりでいても相手には全てが伝わる訳ではないということです。技だけでなく日常生活の中でも自分は伝えた“つもり”になっているだけで、本当はその何分の一しか伝わっていなかったり、違うように伝わっていたりすることは多いと思います。

お互いがどう思い、感じているかを意識するのは、日常のコミュニケーションと同じです。違った視点や価値観を持っている者同士が完全に理解し合うことは本来は難しいのではないでしょうか。だからこそ、表現して伝え合うことは自分にとっても相手にとっても大切なことだと思いました。

相手は自分の鏡です。自分は正しく動いたつもりでも技がかからないのは、自分が出したものと相手が受け取っているものが違っているからだと思います。その違いをきちんと感じることが大切なのだと思いますし、相手をしている側もどこがどう違うかを伝えてあげることがお互いに成長する上でも、関係性を深める上でも大切なのだと思います。

私は修練中も自分のことに精一杯であまり相手を感じたり伝える余裕が少いなと思っているので、これからの修練や日常生活おいて相手を感じ高めあってゆけるよう意識してゆきたいと思います。

(I拳士 記)

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