平成26年9月4日木曜日

9月4日の修練では、前半で「打上突」「打上蹴」、後半で昇段試験に向けて三段科目の復習を行いました。

「打上突」「打上蹴」
打上受というのは、相手の攻撃に対する咄嗟の対応で、天地拳第二系の動作の中にも含まれています。ですから、普段から意識する機会は多いです。しかし、実際に相手と相対して打上受を行ってみると、普段の打上受では相手の攻撃は防げるものの、崩しが十分ではないことが分かりました。
相手の攻撃を防ぐだけではなく、確実に崩しまで持って行けるように、もっと腰を落とすよう指導して頂きました。

以前、指導の中で、道院長が「手は脳と密接に関係しており、顕在意識の状態が現れやすいが、下半身には潜在意識の状態が現れる、だから、合気道等では自身の潜在意識の状態を悟られないために、袴を穿くのである」と仰っていたことを思い出し、この日意識が足りていなかった「腰を落として動作する」という点は、少林寺拳法の動きの中でも、特に重要であると再認識しました。

腰を落とすことで氣が丹田に下がり、攻撃に対する恐怖心など、顕在的で余計な思考が働かなくなるのだと思います。攻者は潜在意識に入り込まれるので、何故身体が止まってしまうのか分かりません。実際に、私が攻者で道院長に打上受を行って頂くと、私は背骨が曲がって身体が浮き上がり、爪先立ちの状態になりました。爪先立ちというのは、人間の普段の生活においてはかなり不自然な状態ですが、無意識にそうなってしまったのです。

「腰が低い」というのは、慣用句では謙虚な態度であることを意味します。
「腰を落とす」という身体状態だけを考察しても、少林寺拳法・日常生活の両方において、護身という方向に繋がっているのだと感じました。

(U拳士 記)

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