平成26年9月25日木曜日

本日の修練では、「十字抜」「十字小手」の復習及び昇段試験に向けて、三段科目の復習を行いました。

「十字抜」
腰が浮いていると、相手の指がひっかかって小手先だけの強引な抜きになってしまいますので、腰を落として行います。
また、鈎手守法の時に手刀切で相手の体勢を崩しておくと、相手が元の体勢に戻ろうとする復位力が発生します。その力を利用すれば、守者は無駄な力が要りません。

「十字小手」
掛手をする時、手首を活かすように指導して頂きました。手首を活かすことでこちらの拇指丘が相手の手の甲に密着し、力が分散しないようになります。力が分散しないようになると、相手は抵抗の余地がなくなります。
次に、うまく形を取れるようになったら、掛手をしている方の手は相手側へ、十字を取っている方の手は自分側へ、エネルギーのベクトルを意識するように指導して頂きました。両方が合わさって、エネルギーが円流するイメージを作ります。

「切返小手」
どうしても相手に衝突してしまう感覚がありましたが、道院長に切返小手を掛けて頂くと、切小手に対する抵抗を利用し、その手の延長線上に正中線をずらされるような感覚がありました。
それからは、切小手を掛ける時の小指で相手の丹田をすくうようなイメージを持つと、相手の正中線を少しずつずらせるようになりました。
しかし、正中線をずらしてから相手を倒すまでの間に、一瞬の途切れがあるということを先輩拳士に指摘して頂きました。途切れがある時は、うまく掛かりませんでした。

「動作(本来流動しているべきもの)の途切れ」は、自分自身で認識するのが難しいことのうちのひとつだと思います。

外受段突を習った時、私は受け手を使った攻撃に違和感を感じて、自分は今まで受けと攻撃を全て区切って行っていたのだと実感しました。
どこが力んでいるのか内観して行くと、受けから攻撃の間に、腰が瞬間的に硬直していることが分かりました。
その日は、受けから攻撃の一動作を途切れさせる腰の硬直を無くすことだけを意識して外受段付を反復練習していましたが、それでも腰が硬直することがありましたので、本当に癖として染みついているのだと思いました。

切返小手ではどこが硬直しているのか、まだいまいち体感できていないので、そこを追求して行きたいです。

どの修練でも、自分を見つめるという作業、すなわち自己との対話の深さに比例して、自分以外の方からの助言は大きいものになります。これは日常生活の中でも言えることかもしれません。ですので、修練中は特に、ここが分からないということをどうこう考えて相談して質問するより、とにかく動き続けることが近道になるのではないかと思います。動き続けていると、道院長や先輩拳士は、私が疑問に思ったりうまく出来なくて困っている部分を、いつも見抜いて下さるからです。

その中で助言を頂けることや、技を見せて頂けること、もしくは直接技を掛けて頂けることは本当に有り難いのです。
技を見せて頂けば、合掌をして、有り難うございますと言いますが、その時に「身・口・意」が完全に一致していることも認識できます。

昇段に向けて、精進して行きます。
また宜しくお願い致します。

(U拳士 記)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中