平成27年8月17日月曜日の修法記

合掌

本日の修練では基本修練の後、合掌を使った技法を行いました。

合掌は天と繋がる形だと道院長はおっしゃっています。例えば、手首を掴まれて抵抗しても相手がびくともしない時、自分と相手はバラバラの状態です。合掌にはそれを一つにする力があるということです。
また、自分の掌を合わせることが合掌ですが、それ以外にも皮膚と皮膚を合わせることも合掌、もっと言うと、それが自分の皮膚と相手の皮膚とでも合掌と同じことになるのだそうです。

これらを踏まえて、完全に脱力した状態で横になっている人を起こすという実験を行いました。
初めに腕力だけで起こそうとすると、バラバラの感覚で起こす方も起こされる方も楽ではありませんでした。それから起こす方の片方の掌と起こされる方の片方の掌とを合わせ、同じことをすると、起こす方は力が要らず、起こされる方は正中線がそろって腰から起こされるような感覚でした。

それ以降も同じ原理で様々な技法を行いました。
お互いに正座で向かい合い、片方の手で手首を掴んでもらい、もう片方の手は合わせる。するとスッと一体になって転がってしまいます。
ただし、この時に手首を掴まれている側は相手の掌に合わせに行くのではなく、相手の掌を合わせに来させることが大切なのだそうです。これは少林寺拳法でも待氣構とあるように、その極意とも共通しているように思います。
実際に掌に合わせに行くか合わせに来させるかで試してみても、その差を体感することができました。

道院長の言葉で印象的だったものがあります。それは合掌について「少林寺拳法は最も大切なことを最初に教えているのですよ」とおっしゃっていたことです。

剛法編でも、待氣構から合掌を縦にずらしたような形で正中線を捕える訓練を行いました。この時も実際に合掌の形をとっているわけではありませんが、合掌を縦にずらした形と思えば、それが合掌になるのです。
そうしてずっと見ていくと、やはり極意は最初に教わる合掌だと道院長がおっしゃるように、全ての形に合掌の要素を感じるようになりました。

まだまだこれから気づき直すことが出てくるのだろうと思うと楽しみです。

(梅田海来 記)

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