平成27年12月11日木曜日の修法記

 

 皆さんはじめまして。この度、修法記の投稿をさせていただくことになりました柴田と申します。茶帯になったばかりの新人拳士ですが以後よろしくお願い致します。
 本日の修練は鎮魂行を行った後に昇級試験を受験される拳士と通常の修練を行う拳士に分かれました。私は通常の修練を行う方に混ざり、基本稽古を行いその後に復習科目を行いました。
復習科目は「外押受突」、「内押受突」、「肘抜より前天秤」を行いました。

 先輩拳士から以下のように教えて頂きました。

「外押受突」、「内押受突」
 外押受突、内押受突ともに共通して、
相手の正中線に対してまっすぐに入身すること。
相手の正中線を意識しておくこと。
相手の振突の勢いがつく前に止めること。
相手の振突は自分の正中線の延長の位置で止めること。

 いずれも自身の体勢が崩れないようにする為と、相手の攻撃の方向性に対して正面衝突しない為の御指摘だと思いました。
特に相手の振突が気になってしまい斜め前方に意識が集まってしまい逃げるように動いてしまいます。しかし相手の正中線を止めることでその結果で攻撃が止まるので、相手の正中線を意識して真っ直ぐに入るようにします。
どこに自分の意識が囚われてしまっているのか省みることが重要だと感じました。
受けの形の確認としては胸前で合掌した手を真っ直ぐに伸ばした時の形を片手でするような意識で受けます。

「肘抜より前天秤」
先ず攻撃もしっかり意識を持って行うこと。
押された手は動かさずに、少し寄りながら掌を外に向けることで相手の肩が上がるようにしてから肘抜をすること。
内腕刀をかける時は下から持ち上げるようにしてかけること。
開き退がって相手に膝をつかせる前に、相手の肩が前方にでて相手の体勢が崩れた状態を作っておくこと。

 攻者の攻撃においては、両手で相手の手首を順手で引きそれに対して守者が鈎手を作るので、そこから両手寄抜をさせない為の攻撃の変化がある技です。
 守者は少ない接点で相手を崩しますが、片手送小手と同じように相手の肩が前方にでて抜ける方向に動く形を作り相手を崩すことが重要です。
開き退がる時には自分の正中線が崩れないよう注意します。

〈考察〉
 今回の修練では如何に物事の中心を見極めるかとうことが大事だと思いました。
問題が起こったときはつい目の前の現象(振突、掴まれた手首)に囚われがちですが、同時に問題の中心(相手の正中線)にも意識を向ける必要があると思います。
そして解決の為には中心に対するアプローチが最小限の労力で最大の結果がついてくると法形から学びました。
さもなければ、力と力のぶつかり合いになり強い方が勝つという、自分の勝敗を相手に委ねることになってしまいます。
 つい気持ちが出過ぎて前のめりになってしまったり逆に遅れて腰が引けたり、腕だけを伸ばして受けようとしてしまいます。俯瞰的に自身を見つめる癖をつける必要があると思いました。また攻めも守りも意識が散漫でありますので、どこに意識を向けておくのかを予め明確にしていきたいと思います。
 私は少林寺拳法を始めたのが遅く、20代後半になってやっと始めました。級拳士でありますので基礎動作や法形を覚えるのが肝心ではありますが、同時に少林寺拳法を如何に日常生活に活かすかということも考えていかなくてはならないと思っています。上手になってから考える、では年齢的にも遅いでしょう。そのようなことにも意識を向ければ毎日の日常も修練の場になると思います。これかも意識のあり方を見つめるようにして修練・日常ともに励んでいきたいと思います。
以上です、有り難うございました。

(柴田千博 記)

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