平成28年3月14日月曜日の修法記

本日の修練では、級科目と参段科目の復習を行いました。

「片手送小手」
相手の首が自由な状態ではかからない。手首と首は連動しているので、手首を使って相手の首を少し固めること。
相手にお辞儀をさせるように首をうつイメージ。押し込んだり引き込みすぎると、相手が倒れるのを妨げることになるので、相手が自然にお辞儀できるベクトルを意識すること。
道院長に掛けていただいた時には、丹田がすくわれて頭が前に出ました。重力の流れを操作して、身体の中に影響をあたえられている感覚でした。
相手の操作に関して、ボールをつくイメージということをおっしゃっていたこともあるように、腕力でかけようとするよりも、重力や相手の体重を感じて「触れる」ことが大切だと思います。

「閂送」
手で掛けない。腰でとる。相手の手のひら側の手で掛けようとするのではなく、手の甲側の手で掛ける。
やっていると、相手の手首から首までが一本の棒のようになる角度がありましたので、てこの原理で頭が落ちると思います。
手首が硬い、腕力の強い相手だと、てこの原理では頭が落ちないことがあります。その場合の掛け方を、道院長が見せくださいました。
片手送小手と同様に、相手の頭の重さを使っているように思います。相手を動かしてやろうという形でなく、相手の中の重さをすくっているように見えました。見た目には説明し難く、体感覚として身につけるべく要研究です。

剣術でも、線をぶらすことなくまっすぐに振り下ろすのがとても難しいと、聞いたことがあります。
少林寺拳法でも、相手の重さを使った技がたくさんあると思いますが、素直に相手の重さを使っていれば掛かる技も、守者の力みなどのわずかなエネルギーで、結果として大きなぶれが生じているようです。
基本である振子突などは、そういった重力の働きを最大化してエネルギーを伝える訓練であり、無理無駄をなくすということは重力に身を委ねることであると感じました。

(梅田 海来 記)

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