平成28年4月4日月曜日の修法記

本日の修練では、基本修練の後、二人一組になり級科目の法形を行い、その後は各組ごとに復習を行いました。

初めは逆小手~前指固です。逆小手は手で倒そうとするのではなく、半歩入りながら正中線をそらすようにして腰を切って倒す事。前指固は息を吐きながら、自分の体重を預けるようにして固めるようにと、嶋立副道院長、先輩拳士より指導して頂きました。

次は腕十字固です。腕十字固は、正面から取りに行くのではなく、相手の外側から内手首を取りに行き、相手の体勢が崩れるように手首を返すこと。固めに行くときは相手の踵の後ろに回るようにし、急所の青霊をしっかり捉え、胸を張りながら自分の肩を落として、相手の姿勢を後ろに反り返るように崩して下さいと、副道院長より指導して頂きました。

最後は片手送小手~送固です。片手送小手では手刀切の後、その手を相手の前腕に沿わしながら手首に添えるようにし、巻抜をしながら捉えた手を自分の額の高さまで上げ、順突の形で弧を描くように自分の腰に目掛けて引く様に振る事。決して押し倒そうとするのではなくありません。そして送固では、相手に押しつけるイメージで固めようとするのではなく、足、膝は順突のイメージで、体勢を真っ直ぐに、相手と自分の手に隙間が無いように大拳頭を押さえながら親指を固めるようにと、副道院長、先輩拳士より指導して頂きました。
今回の修練で特に感じた事は、自分の呼吸の状態です。法形修練を行っているとき、無意識のうちに呼吸を止めながらしていました。相手の手首を取りに行くときに、呼吸を止め歯を食い縛ってから手首を取りに行っていました。これだと、「今から攻撃するぞ!」っというような攻撃の意識を簡単に悟られますし、自分の体、意識も固くなってしまいます。法形の動作も、一つ一つ止まってる状態でしたし、固め技を極められる時も、自分が固くなっているから、余計に痛みが強くなってしまいます。そんな中、逆小手~前指固をしている時に、先輩拳士が「この動作の時に吸って、そして吐きながらこうする」と言う風に、呼吸により動きを廻らすようにと、丁寧に教えて頂きました。教えて頂いた通りの呼吸の
仕方でしてみると、考えながら動いてる感じも無く、気が付いたら自然と流れに沿うような、滑らかに動いているような感覚がありました。先輩拳士も、「うん、うん」と頷きながら技に掛かって下さいました。
そんな自分の状態から思ったのが、「せねばならない」という意識から、力んで固くなる方向へ、それが呼吸に現れてるのかなと思いました。ですがそうではなく、まずは呼吸をするという行動、形から入る事が大切だと思いました。意識から身体へではなく、行動から身体、意識へと繋がる感覚が大切なのだなと思いました。呼吸をしない先にある意識は自分の癖でありますが、形から入る事で現れる状態は、自分には無い新しい感覚です。それが自身の状態を知る気付きに繋がるのだなと思いました。
今までは、「形」に対して自分の意識を軸に持ちながら形に入ろうとしてたのだと思います。そうではなく、これからは素直に聞いて真似をして、自分を入れずに形に入り、そこから新たに自分を知るという事を意識して修練に励んでいきたいです。

(西岡 大介 記)

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