平成28年4月11日月曜日の修法記

今日は副道院長の指導の元、科目の復習、大会に向けて組演武を行いました。

「上受突表」
 攻者の骨盤の幅より外に出ない。攻者の骨盤の幅よりも外に出ると攻者の手刀打は強くなります。外に躱す分、攻撃に勢いがつきますから受ける時には攻者の方が勝ります。その結果守者は姿勢が崩れます。姿勢の崩れた状態ではせっかくの突きもあまり効果がありません。
 前受ではなく上受をする。
攻者の手刀打を受けようとするあまり自分の頭上ではなく前の方で受けている。前にずれると言うことは自分自身が主ではなく相手が主になってしまう。すると違う攻撃が来た時には自分の体勢が崩れてしまう。なので攻者がいなくても形が変わらないように前受ではなく上受を行う。

「上受突裏」
 経穴を受ける。
 上受突表では内関穴を受けるようにしました。上受突裏では内関穴の反対側にある経穴である外関穴を受けるようにする。やみくもに受けても攻者の方が勢いがついているとお互いに痛い思いをしながら法形の修練をすることになる。

「下受蹴」
 拳の幅だけ躱す。
八相構をして中段を誘います。中段を誘うけれども中段を突かれたら恐い。その恐いという思いから攻者の拳何個分も遠くに離れるようにしている人がいる。離れると攻者も反撃できませんが、守者も反撃が届きません。また仮に当たったとしても距離があるぶん守者の体勢が崩れます。
 今はお互いに左前の対構で行っています。攻者は守者の左の前三枚を突きます。こうすると守者は躱したつもりでも突かれます。またその突いた後に蹴る。そうすると攻撃線をしっかり躱していなければ突かれるし蹴られます。だからといって遠くに躱してはいけません。なので守者は自分の前三枚をこするようにして下受を行います。そうすることによって自然と攻撃線だけを躱すことが出来ます。

 今回の修練で感じたのは修練の前から修練が始まっているということです。大会に向けて練習を行うのは当然のことですが、相手と何をするのか。今回の演武で何をしたいのかが明確になっていませんでした。その結果、修練中に演武の構成を考えるのに時間が取られてしまい中々先に進むことが出来ませんでした。これなら良いかなと思っていたものが全く出来ず、一から作り替えるようになってしまいました。修練終了後に副道院長より事前にしっかりと連絡を取ってお互いに準備をしっかりするようにして下さいと言葉がありました。
 思っているだけでは駄目だと常日頃から言われることがありますが、まさにその通りで自分の思っていることと現実は違う。現実を見ずして自分の頭の中だけで物事を考えると上手くはいきません。現実と頭の中は違います。相手の攻撃はこう来るかなと思っても実際は全く違います。どう動くのかも分かりません。出来ないのなら工夫をする他ありません。出来るような工夫をお互いに話をすることでしか前に進むことは出来ません。思うのではなく話す、出すことが修練だけでなく日常でも大事なことだと思います。

(近藤 健太郎 記)

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