平成28年5月23日月曜日の修法記

本日の修練は、基本稽古を行った後、感じる、という事を意識した修練を行いました。

はじめに二人一組になり、氣のボールをイメージし、キャッチボールを行い、その後チームに分かれて氣のボールでドッジボールを行いました。そして、四人一組になり、お互いの足の長さを測り短い方の足を、踵を触れるか触れないか程で触ると、足の長さが伸びる、という事を行いました。これは、人間の意識は、身体の外に伸びているという事で、外的な行為で足の長さを整えるのではなく、人間の内的な意識で足が伸びるという事でした。また、人間は外圧によって身体が変わるという事を道院長に教えていただきました。そして、その後二人一組になり片方が仰向けになり寝転がり、もう片方は相手の首を持って持ち上げます。この時寝転がっている側はそっぽを向いて全く相手と目を合わせないようにし ます。すると相手を腕力だけで持ち上げる事はよっぽど力がない限り持ち上げる事はできません。そこで、お互い目を合わせ、相手と手を合わせると簡単に持ち上がる、という事をしました。これは目を合わせ、手を合わせる事で相手と一つになるので、寝転がっている側は無意識で協力してしまう為です。相手の手首を掴み、掴まれた方が首と腰の力を抜いて、転がるという事を行いました。首は、生まれて最初に固まる所で、首がすわると赤ん坊は自分と相手との境界ができ、腰が固まる事で行動の要になると道院長に教えていただきました。その二つの固まっている所を緩ませる事を意識しながら行いました。その次に、相手の手首を掴んで相手の手首が上がらないようにします。掴まれている側は掴まれてい るという意識をするのではなく、握手をされていると意識すると、掴んでいる側は非常に掴みにくくなります。そして相手を倒す、という事を行いました。次に、相手の両手を押さえて動かないようにします。押さえられている側は抵抗をせずに、相手に頬ずりをするように近づくと相手が勝手に倒れていく、という事を行いました。

本日の考察
本日は普段の法形修練では、意識しない部分を感じる事をテーマに修練を行いました。例えば、相手に掴まれていると感じるのではなく、握手をされている意識を持つ、などは普段では全くしていない意識の持ち方です。色々なワークの中に少林寺拳法の重要なエッセンスが取り入れられているのだ、と感じました。こういった全く新しい意識で法形修練を行う事によって、また技が深まっていき、そして日常生活においても豊かになっていくのだと思います。こういった普段では分かりにくい部分を誰でも、簡単に感じる事ができる修練だったと思います。
(山崎 颯太 記)

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