平成28年7月11日月曜日の修法記

本日の修練は、基本稽古を行った後、道院長による指導で、法形を発展させた修練を行いました。

初めに腕十字立合掌固を行いました。そして、腕十字を掛ける時に相手の肘を相手の水月に付け、相手の手のひらを相手に向けるようにすると人間は安心感を感じ、自然と崩れるということを道院長にご指導していただき、全体でそれを行いました。また、逆に肘が身体から離れれば離れるほど人間は緊張する事も教えていただきました。また、相手の肘の少海に軽く触れる事でも相手は安心し崩れる、という事も行いました。

そして、次に相手に開足中段構で構えてもらい、思いっきり踏ん張って貰います。そこで自分は踏ん張っている相手を倒そうと相手の拳を押します。しかし、これはむしろ相手に抵抗する力を与えていることになるのです。そこで相手は倒れまいとするので、相手の拳を軽く触れ、そこから離していきます。この時に離していても相手の拳を触れているように意識します。すると、相手の力が流れてくるので、その状態を続けていると簡単に相手を倒す事ができる、という修練を行いました。

次に内受突(裏)を行い、そこから、受けをせずに避けるという事を行いました。その時に相手の前腕の外側に入りますが、相手が立たれて嫌な場所に入る修練を行いました。

・考察

腕十字固の発展形ですが、私は道院長に掛けていただいた時に、肘を身体に付け、自分の手のひらを自分に向けられただけで重心が崩れることを感じました。普段なら、腕十字を掛ける時は必ず相手の肘を相手の身体から離すことを意識して行っています。それでは掛かったり掛からなかったりします。特に自分より背の高い相手などの時には掛からないことが多いのです。また、掛ける時にも痛みを与える方法で行っていました。しかし、この発展形では相手を傷めることなく崩すことが出来ました。普段行っていることの真逆のことで相手が崩れるので、何とも言えない感覚でした。本当の形としては発展形の方が良いのではないかと感じました。また、踏ん張った相手を崩す修練では、自分が踏ん張った状態で
相手から手を離された状態で踏ん張ると、相手の方へ自分の重心が動く感覚がありました。踏ん張れば踏ん張るほど不安定になりました。また、こちらが手を離している時には、本当に相手の力がこちらへ流れて来ているように思います。最初はこれで相手を崩せるのか?と半信半疑でやっていましたが、途中から本当に流れている感覚になりました。本当に不思議な感覚でした。今回の修練では何とも言えない感覚を感じる、ということが総じてありました。また、こういった感覚を感じることはとても楽しいことです。こういった普段では感じることが出来ていない部分に意識を当てる修練はなかなかありませんので、貴重な体験でした。

(山崎 颯太 記)

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