平成28年8月25日木曜日の修法記

今日は副道院長指導のもと修練を行いました。

基本練習ののち科目の復習を行いました。

上膊抜(両手)
指導して頂いたポイント
相手の正面で受けないこと。
相手の頭突きを警戒すること。
押されても大丈夫な位置に行くこと。
一つの動作で二つ以上のことをすること。

正面で相手から押してもらう力に対抗しようとすると、相手の力が強ければ負けます。また相手が崩れるような状態になっていなければ、更に押してくることが出来ます。押すことができると、上膊抜を行うことはできません。その時に必要になるのは、一つの動作で二つ以上の動きをすることです。
横に躱すようにと指導して頂くことがあると思います。
それはただ横に動くのではありません。
横に動きながら逆突を突く動きで、相手のバランスを崩すことです。
掴んでいる方は、横に動くだけだと相手の動きが分かりますから、守法をした時にもう一度押すことができます。
ですが、動きながら逆突の動きを行うことで、その動きについてくることができないのです。

押切抜(両手)
指導して頂いたポイント
相手の親指を抜く。
手は最後に抜く。
屈伸の力を使う。

押切抜では、上膊抜をさせまいと肘を上げます。また攻者は青霊穴という急所を攻めます。ただ、外側にある前腕を内側に回しても、攻者の親指が抜けていない場合があります。抜く時に肩を内旋させます。外側に開いていた手の平から内側に入れ、手の甲を相手に見せるようにします。そうすることで、親指で押していた青霊穴を攻められなくなります。
そして抜けたからといって、直ぐに相手の内関穴に向けて当身を行うのではなく、下半身、腰、体幹、肩、腕、肘、手と最後に手を動かすようにして行うと、力ではなく楽に抜くことができます。
屈伸の力を使う時には、握っている手を上腕で素早く挟んでから腕を回すと、スムーズに抜くことができます。

肩打投
指導して頂いたポイント
相手が倒れるのを邪魔しない。
相手の肩甲骨の動きを見る。
手を掴まない。

攻者が、肩車をしようとして手と膝を掴むように攻撃をしてきます。
掴みに来ようとしている時点で、攻者は姿勢が崩れています。なので相手の動きを邪魔しないようにする。倒れようとしているのに倒れないのは守者が引っ張って起こしている。
守者は相手の動きを助長するようにしてあげます。左手で掴んでくる場合は、左の肩甲骨を背骨の方向に動かしてあげると姿勢が崩れるのを助長することができます。

攻者を倒そうとするあまり、掴まれた手を掴むことがあります。掴むと力が入ります。その力を入れると相手の力を感じることができません。手を開いて相手が右足を着いた時に動けるように意識をする。

送突倒
指導して頂いたポイント
打つ前に相手を止める。
相手の殿部をただ打つのではなく殿部から膝の委中穴という経穴に向けて打つ。
打たなくてもできるように下半身の動きを使う。

一本背投をする動きは柔道をしている方はとても動きが速いです。それを防ごうと思っても間に合わない場合に行います。いきなり技をかけるのではなく、まずは腰に手を当ててそれ以上動かないようにする。そうでないとそのまま投げられてしまいます。
殿部に当身をする際には、踏ん張っているので殿部の一番盛り上がっているところを打ちます。ただ打つのではなく響かせるようにする。熊手で使う手の平の辺りを使います。思い切り打つと打ち身の痛みだけで案外耐えることができます。打つよりも引くことを意識しながらすると響きやすくなります。また殿部から委中穴に向けて行うと効果的です。

男女で組んだ場合には男性は打つことを控えることがあります。なので手の動きを全身で行う必要があります。ただ手で打つよりも下半身の動きを上半身に伝える。そうすることによって手で打っていないけれども相手の膝を崩すことができます。

 副道院長はよく力でしないようにしなさいと仰られます。力ですると何か技をかけたような気になりますが、相手の力の方が強い場合や、身体の柔らかい人にはあまり技をかけても効果がありません。力ではないところを使うには相手の力を感じる必要があります。自分と相手という図式が頭の中から消えず、相手に倒れてもらうようなイメージには中々辿りつきません。まずは日頃から相手と調和することを思い描くこと、イメージするのでもこんな感じで止まっているものが多いと思います。そのあやふやなままで技をかけても、あやふやなままです。イメージというよりも自分の頭の中で思い描く妄想のようなものなのかもしれません。相手を動かしてやろうと思うよりもどうしたら相手が動きたくなるのか?自分だったらどういう時に動きたくなるのか?そのような状態になるのにはどういうことを意識したら良いのかを妄想するのではなく、イメージをする必要があるように感じました。

(近藤 健太郎 記)

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