平成28年8月29日月曜日の修法記

本日の修練では、基本、呼吸法、気のキャッチボール、気のドッジボールの後、易筋行を行いました。

易筋行では、まず、攻者が力を入れて守者の手首を握り、守者は握られたら首や腰の力を抜いて倒れる、という修練を行いました。

特に首や腰は、自分の心の状態によって固くなったり柔らかくなったりするので、それをよくよく感じることを指導して頂きました。また、手首や足首も、心の状態が反映されるということを教えて頂きました。

次に、攻者に握られて守者が倒れた後、その攻者に握られた力が守者の中を通って、また攻者に返るようなイメージで攻者を倒す、という修練を行いました。

これを二人組で行うと、二人の気の流れの状態が比較的感じやすいような気がします。

次に、お互いに立った状態で、攻者が掴みにきたら、守者はその腕を赤ん坊を抱くように抱き締めるイメージをしながら持ち、正座をするという修練を行いました。

人は、本来は横になってリラックスしているのが楽なのに、緊張して立ち、あまつさえ、攻撃をするなどというのはとても無理をしている状態だとのことです。その状態は不自然なのだから、楽に寝させてあげる、という気持ちを持つことを指導して頂きました。

守者は、攻者の重心を感じて、それに向かって攻者の力を真っ直ぐ落としてあげるのが、スムーズに行えるコツであるようです。このとき、ベクトルは斜めではなく、真下に向けるのが大事であるそうです。

相手を倒そうとすると、引っ張ったり押したりという動きをいれてしまいがちですが、自分が正座をすることに意識を向け、相手に寝てもらうという気持ちで行うと、スムーズに技を行うことができました。

次に、正座をした状態で、掴みにきた攻者の腕を、前述と同じように赤ん坊を抱くようなイメージで持ち、攻者の重心を真下に落として攻者を倒すという修練を行いました。

また、その後、両足裏を合わせて左足を少し前に出すという、胡座に似た座りかたで、前述と同じように立った状態で掴んでくる功者を倒す修練を行いました。

そもそも、古来から日本人は胡座や立て膝で生活をしていたそうです。正式な場でさえも、場合によっては片膝を立てた状態で参列したようです。正座をするようになったのは、私たちがイメージしているよりも最近のことであるそうです。

胡座になった状態で技をかけると、確かに、正座で技をかけるよりもずいぶんと優しく柔らかいかけかたになります。それはとても不思議で面白いと思いました。倒れる方も、無理なく倒れる事ができました。

この修練では、攻者として守者に倒される時、自分の力が地面にそのまま落ちたあと、天井に向かって跳ね返っていくようなイメージを感じました。自分の身体の中を、エネルギーが真っ直ぐ上下するような感覚があり、面白いし気持ちいいし、つまりがとれていくような気がしました。

修練をした後は、首や腰がスッキリとして、身体の経絡が整った感じがして、まさに易筋行をさせて頂いたな、と感じました。

本来、やればやるほど身体が整い元気になっていくのが少林寺拳法であるそうです。

本日も素晴らしい修練に参座できたことが、とても有り難いと感じました。

読んで頂き、ありがとうございました。

(村井 仁美 記)

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