平成28年10月6日木曜日の修法記

今回の修練では、鎮魂行・基本修練の後、科目の復習を行いました。

「両手押小手」
バスケットボールをつくように、相手の重心を弾ませる。エイヤと掛ければ掛からないことはないが、相手には体重があるので、それを使う。せーので始めるのではなく、相手と向かい合った時から始める。

「小手巻返」
副道院長に技を掛けていただいた時と、二段拳士と共に技を掛け合っている時とでは、見た感じの動きは大きく変わらないようでも、技に掛かっている感覚がまったく違いました。
二段拳士と共に技を掛けあっている時は、技自体は掛かっても重心があまり動かされる感覚がなかったのですが、副道院長に技を掛けていただいた時は、かなり大きく重心が動かされる感覚がありました。道院長も「足の裏」とか「下」という意識をふと持つようにと指導してくださいますが、全身が繋がって動くような感覚がありました。

「送四指捕」
指を握り潰して掛けない。指先と腕で二つのS字を作る。
掛手側は相手の肘を押し上げるような形になるよう、手を取って指導していただきました。そうすると、力をほとんど入れずとも、相手の頸に掛かって自然と頭が下がる形になりました。

今回は、逆小手系の科目を中心に指導していただきました。
副道院長は「相手が不利になるようにではなく、相手が有利になるように」とおっしゃっていました。普段の"技を掛ける"という意識では自分勝手に動いてしまいますが、そうではなくて"技に掛かってもらう"という意識で自分に主体を置かないのだなと思いました。
以前、道院長が「我々にとって一番わかりやすい宇宙法則は"重力"です」とおっしゃっていましたが、副道院長に技を掛けて頂いている時も、重力に従えるようにサポートしていただいている感覚がありました。新しい力を加えて崩すという形ではなく、常に働いているエネルギーの方向性を少し変えてあげることで、自然と崩れていくようです。
副道院長は「ある一つの瞬間に力を加えるのではなく、常に力を加え続ける」とも説明されていましたが、それも重力のように常に働いている流動的なエネルギーがあってこそだと思います。人間は固体のように見えてそうではないということが、体感で非常によくわかりました。
重力を軸にエネルギーの流れを捉えていくことが重要だと感じます。

(梅田 海来 記)

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