平成28年12月15日木曜日の修法記

 本日は鎮魂行の後に基本修練を行い、復習科目の修練を行いました。私は始めは先輩拳士と組みその後に後輩拳士と組み修練を行いました。
復習科目は「腕十字固より立合掌固」・「片胸落」を先輩拳士と、「肘抜より前天秤」を後輩拳士と組み修練を行いました。

 副道院長、助教、先輩拳士より以下のように指導して頂きました。
「腕十字固より立合掌固」
 相手の手を取って崩す際に、鈎足を使って身体を返してから最後に手に力が伝わるように行います。手から動いてしまうと相手に感付かれて反応されてしまいます。この際には特に体の一番遠い所を使います。右前から行う場合は左足を使います。自分の左足を動かせば相手の左足も動きだし、結果前のめりに崩れるので前へ出てきた顔に対して目打を行います。
 立合掌固の際は相手の肩を床に付けてから固めます。また力を伝える方向は相手が踏ん張りの効かない位置に向けます。相手の肩峰の上に向かって力をかけると抵抗が抜けるような手ごたえがありますのでそこに向かって押さえます。
「片胸落」
 前体重から後ろ体重への体捌きで身体を使って極めます。相手の手は身体から離さないように密着させるように意識をし、相手の手を振らない、また自分の手を握ってしまわないように行います。
 右前から行う場合、右手は丁字でとる時に当たる部分を意識して相手の手首を下げ、左手は労宮穴が相手の大拳頭に接するようにして少しだけ上げます。私は始め技を行った際は相手の腕がS字の形になってしまっていましたので、閂と同じ形で極めるようにご指摘を頂きました。相手が崩れた際に結果としてS字になることはあります。
「肘抜より前天秤」
 前天秤をかける際には先ず相手の肩を前へ送っている状態にします。相手が崩れていないのに無理に倒そうとすると、逆に相手に引っ張り込まれてしまいます。

〈考察〉
 相手に対して影響を与える時にはそれまでに気づかれない様に自分の準備が完了していて後は少し動かすだけという状況を作ってから技をかけるように、というご指導もありました。以前にも、白鳥は優雅に泳いでいるように見えても水面下では足を懸命にバタつかせているものだという説明を受けました。
 私は気持ちではイメージしているつもりですが、形で全く表現できていないように思いました。いつも技の途中で詰まったような感じがして修正しようとするのですが、方向性が分からずに腕力を使ってしまいます。意識においても体捌きにおいても準備不足なのだと思います。技についてもいきなり大きな事を成すのではなく小さな部分から積み重ねられるように意識していきたいと思います。

以上です、有り難うございました。
(柴田千博 記)

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