平成28年12月26日月曜日の修法記

 本日は二〇一六年の稽古納めとして、自主稽古会を行いました。
 稽古会中には、普段は時間を分けて修練している少年部の拳士たちや、他道院からの参加者も交えて、道院長による特別指導も行われました。拳士一同、大変有意義な時間を共有することができました。

 ・氣→心→体。無形のものから有形のものが生まれる。心と体が一つになっていると強い。形というのは非常に重要。
 ・開き下がりでも後ろに下がっているように見えるが、意識を前に出しているのである。下がるための動きではなく、前に出るための動きである。
 ・先に氣を出すこと。先を取ること。それだけで強くなる。
 ・腕を捕られた時に押したり引いたりしない。相手が安心できるところに持っていってあげる。下へ、下へ。

 ・少林寺拳法を少林寺拳法として留めてはいけない。私たちはまだまだ少数派のことを行っているが、少林寺拳法を通して「人生」「日常の場面」などあらゆる状況において活かせるものを育むことができるのである。
 ・正直なところ、少林寺拳法を修行している人の多くは本気でそういうものを求めてはいないだろうし、そういう風になれると思っている人も少ないと思う。ただ、そういうものを本気で求める人が現れた時のための受け皿になりたいと思うのである。
 ・少林寺拳法を少林寺拳法として留めてしまうのではなく、これからも皆さんがそれぞれのフィールドで活躍されていく中で、ここで得た学びを活かしていくことが重要。
 ・少林寺拳法は、答えではない。開祖が作った問題集。その答えを埋めていく中でさらなる研鑽を積んでいってほしい。

 私事で言うと、今年は少年部の指導を任せていただくようになり、これまでになかった視点を知った年でした。「こういう風に指導していただいていたのか、ということはこれが大切なのではないか」「今のこれは見方としてどうだったのだろうか」と新しい学びを得ながら、少林寺拳法の枠組みを超えて、少林寺拳法の原点でもある「人の質」という部分について大いに考えさせられた一年でした。
 道院長が多方面においてますます活躍されていく中で、今後は指導を受けることができる機会も減っていくのかもしれません。でもそれを嘆くのではなく、今の時間を粛々と大切に、私たちがそれぞれの分野でより豊かであることができるように、目前の取り組みに対して深く観じていく姿勢が重要なのではないかなと思います。
 また来年も宜しくお願いいたします。

(梅田 海来 記)

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