平成29年3月16日木曜日の修法記

本日の修練は、三段の試験準備を行いました。

・袖巻返
 この法形では、「袖巻返」の名前の通りに相手を巻いてから倒すことを道院長に指導していただきました。この技は本来龍投のように相手を仰向けの状態にしてから倒す技なので足捌きを使わずとも相手を倒すことができます。また足捌きを使って倒す方法もありますが、試験の際には巻いている形と相手を返している形を見せることが望ましいと道院長に指導していただきました。

・半月返~掬首投
 この法形では相手の順突を、後ろや横に避けたりしてしまうと、次の逆突がすぐに来るので、順突を避けた後には相手の順突をした内手首に自分の顔がある間合にまで入ること、また逆突は身体を正面で受けるのではなく必ず身体を横にして受けることを道院長に指導していただきました。

・下受段突
 この法形では相手の先を取り、自分の肘を三枚に付けて下受をし、その腕をそのまま段突に変化させることを道院長に指導していただきました。

・順蹴地三
 この法形では、相手の蹴りを躱した後、相手の上中の突きが来るので、相手の順突の時点で上受蹴をするイメージで、相手の左の三枚を狙うことを道院長に指導していただきました。

・木葉返
 この法形では、相手の手を地面に付けてから返すイメージで相手の手を返すこと、また女性や関節の柔らかい相手の場合は手を責めても効果が無いため膝を崩すことを道院長に指導していただきました。

・合掌送捕
 この法形では、相手を捕る際に自分は動かずに捕ること、相手を投げる際には自分の右足を支店にして相手を肩を緩めて投げることを道院長に指導していただきました。

・考察
 本日の修練が三段試験前最後でした。これまで試験準備のために修練をしてきましたが、普段の修練では気づくことができない自分の一面をこれまでの試験準備で見つけることができました。試験を共に受ける相手との協力が必要不可欠であるし、法形において、本当に掛かる掛からないで試験や修練をするとケガの可能性は勿論高くなりますし、何より少林寺拳法の思想とは離れてしまいます。二人一組で法を体現するものです。技に掛からないでやろうとすると、相手を痛める方法で技を掛けざるを得なくなります。しかし、私はそういったことを分かっていながらもまだまだ協調性が足りていないのだと気づきました。「技に掛かりにいけるということは、正しい形を理解しているということになる」と、先輩拳士に教えていただき、技を掛ける側だけでなく、技を掛けられる側、功者の方がむしろ大切なのだと改めて感じました。これまでの修練の延長線にあるのが昇段試験なので、普段道場で学んでいることを発揮できるようにしたいと思います。

(山崎 颯太 記)

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