平成29年5月18日木曜日の修法記

本日は私が遅れて修練への参加となりましたため、途中からの内容になることをご了承下さい。

本日は基本を行った後「開身突」と新科目の「天秤投」そして、大会に向けての修練を各自で行いました。

副道院長からは以下のようにご指導頂きました。

●開身突
突いてきた相手の腕を下げようとする人がいますが、それではなかなか相手は崩れません。逆に相手の突いてきた腕を少し上げてあげるのです。すると相手の突いてきた勢いの方向が変わり、体が崩れて拳が下がります。そこで体勢が崩れ顔が下がるから突けるのです。

●天秤投
開身突と動きは似ています。投げる時に、少し相手を上げてから投げるようにするとスムーズに投げることが出来ます。また、突いてきた相手の手を天秤にかけようと、引いて相手の体幹から相手の腕を離してしまうと相手の体はあまり崩れません。それどころか相手は踏ん張ることが出来、投げることが難しくなります。自分が引いたり相手から離れると相手の腕も離れます。そうではなくて、自分が相手に入りながら相手の腕を脇に近づけるようにして相手の肩甲骨を送るようにすると投げやすく、送られている相手も受け身を取りやすい体勢になります。

●棒術
錫杖などの道具を使う時は、手先で動かそうとすると大回しになったり自分に当たってしまったりして使いこなせません。動かそうとする側の反対側を意識して下さい。例えば、錫杖を突こうとするなら反対側を引くことを意識して突いてみる。すると小さな力で大きく早く動くことが出来、見た目も違ってきます。また、手先ではなく体幹や体幹に近い肘や膝などを意識して使うと動きがスムーズで大きくなるのです。

【考察】
 大会までいよいよあと約二週間となりました。本日は、それぞれが演武や発表のための構成の確認や練り直しを行い、またその様子を見学させて頂く機会がありました。普段、自分と組む相手のことは見ていても、他の拳士の方々が大会でどの様な演武や発表をするのか見させて頂くことは少ないので、見取り稽古の良いチャンスを頂いたなと思いました。見ていると、それぞれの組がその演武で何を伝えようとするのかが感じられ、あの組は実践的な動きをしているなとか、この組は体格差を逆手に取った技をして表現してるなと感じ、自分も武道の動きを使ってもっといろいろ表現したいと思いました。
 ところで、本日は修練に遅れてしまいました。最近、私は仕事で遅れることが多いのですが、仕事を逆算して修練に合わせたいと思っている自分と、遅刻してしまう現実のギャップに、苛立ちを覚える自分がいます。それでも、5分でも修練に行けたなら行って良かったなと思えます。自分が今、振り回されたりブレている状況だとしたらそれを感じながら、その自分を内観して何が主軸なのか、誰が人生の主人公なのかを改めて考えさせられています。また、そんな日があるからこそ、最初から修練出来ることの有り難さを改めて感じることが出来ました。これからも、修練1回1回を大切に、1日1日を丁寧にしてゆきたいと思っています。

(井上 恵以子 記)

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