平成29年6月26日月曜日の修法記

本日は道院長による特別講習会が行われました。

・講義
以下のようなお話がありました。

相手とコミュニケーションを取るのに頭や頭脳でするのではなく、胸で感じたり、肚で相手を感じる。
不確定性を受け入れることは自分の肚を作ることです。
宇宙意識に繋がるには不確定性を受け入れる。
宇宙意識に蓋をしているのは恐れや不安です。
それを抜けるには『目と皮膚と脳』がキーワードになります。
鍛錬をすることは強くなることではありません。
相手の状態を聴くことが出来る状態を作ることです。
相手のことを聴くことは難しい。
自分自身の思いがあると聴くことが出来ない。
だから自分自身を0にする必要がある。
自分の思った方向と逆に行くと皆さんは外れたと思う。
その外れた時に自分の内面を観る。
自分の投げかけたのと同じだとスッとする。
最終的にはどっちにいってもスッとするようになる。
そうなると何も考えなくなる。
自由自在とは相手そのものになることです。
顔を触れると安心感がある。
もらう意識が大事になります。
抵抗すると相手は元気になっていつまでも頑張ることが出来る。
自分に中心を持ってくることが重要です。
相手が原因だと思うと相手はどんどん強くなります。
自分が原因だと思うと相手は弱くなる。
漠然としたものに心を開く。
天心でないと相手には繋がらない。

・ボディワーク
寝ている相手と目を合わせて、相手と合掌して起こす。
相手に手首を掴まれたら首と腰の力を抜いて転がり地面に力を逃す。避雷針のようになる。
相手に手首を掴んでもらい反対の手で合掌をする。この時に相手に力で働きかけるのではなく、相手にこっちに倒れて欲しいなという思いを伝える。
両手で相手に片方の手首を掴んでもらいう。掴まれた反対の手で相手の首から肩、肘にかけてをさする。
両方の手首を相手に掴んでもらう。押すのではなく、相手に頬ずりをするようにして近づく。

・考察
今回の講習では、初めて参加された方と一緒にペアを組んでワークをさせてもらいました。
相手は体格も良くがっちりされた方だったのもあり、訳もなく倒れないような気がすると考えていました。
でも相手に触れた時に少しこの人は違うのかもと思うと不思議と相手が転がりました。
転がっている相手の方がしきりに言われるのが「転がっている方が楽ですよね。寝ている方が楽です。抵抗するのはしんどいです。何で倒れるんだろう。」と言いながらコロコロ転がっていました。
とても初めてとは思えない転がり方や触れ方をされることに驚きました。
 何が違うのかなと思うと倒そうというような意識がないのです。
道院長の技を見ているとついやりたくなるのが力づくで相手を倒すような武術的なやり方です。
見た目にもカッコいいし何より技をやったというな実感があります。
そうではなく、肘を触れるのにも下から支えるようにして触れてこられるのです。合掌するのでも触れるようにしてされていました。
私自身も転がりやすいし面白いのです。
 これが相手に感覚を伝えることなのかなと思うようになりました。
自分の今までの感覚だと力を伝えるような動きになりますが、あくまでも感覚を伝える状態は全く違うものに感じます。
イメージとしては背中にパイプがあってそれが相手と繋がっている。
そのパイプに自分の中でふとこっちに倒れて欲しいという感覚が相手に伝わるのではないかと思うのです。
時々出来たりするのはパイプに上手いこと流れた時です。
通らないことが多いのは自分自身との対話がなかったり、後ろの存在に対する意識が薄いからです。
そのため背中のパイプが細い、もしくはパイプは太くても中が詰まっているのかもしれません。
その詰まりは自分の我であったりするのかもしれません。
細いのだとすれば身体を作ることによって太くなるのかもしれません。
パイプがあるという感覚になったことは今までありませんでした。
ふとした感覚が相手に伝わるような感覚を養うことで相手の状態を聴くことが出来たり、自由自在になったりすることが出来るのかなと思いました。
実感としてはまだ薄いような気がしますが、不確定性を受け入れて分からなくても良いからとにかくやることで肚が出来たりパイプが太くなったりするのかなと講習を通して思いました。

(近藤 健太郎 記)

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