平成29年9月14日木曜日の修法記

 本日の修練では、基本稽古及び鎮魂行の後、「転身蹴」「横転身蹴」「半転身蹴」「逆転身蹴」「下受蹴」「蹴天三」「蹴天一」の復習を行いました。

「横転身蹴」「半転身蹴」「逆転身蹴」
 構えをあえて崩すことで虚を見せて、突かれるのではなく突かせるという誘いの意識を持って行うように指導していだきました。横転身蹴と半転身蹴は中段構の肘を浮かせて、逆転身蹴は正面の八相構から斜めに外して誘います。守者は攻撃を受けて蹴返すというレベルから、空間に圧力が生じる瞬間や、相手の意識が飛んでくるのを感じるようにという修練でした。

「蹴天三」「蹴天一」
 相手の突き蹴りの攻撃の力の流れを意識し、受け手の捌き方や立ち位置によって力の流れを変える方法を指導していただきました。
 まず蹴天三の廻蹴が逆蹴になった場合など、状況によって変化する相手の動きに合わせた対処法として、下十字受を使った蹴りの受け方を指導していただきました。逆蹴を正面から受けると体格や筋力の差で有利不利がわかれてしまうので、真っ直ぐ伸びてくる蹴り足に対して左手で吸収、右手・右肘・右半身を使ってそれを受け流す方法で受けを行いました。
 蹴天一では、相手の二連攻に対して外受、払受、金的蹴・・・の動きを行いますが、それを一挙動で行い入身までを1として行う修練で、先を取って動く意識の訓練を行いました。

 いずれも単なる突き蹴り反撃の技術修練ではなく、刻一刻と変化するエネルギーの大きさや方向性を意識してそれを操作する修練であり、(それが目に見える形で人に影響を及ぼすので技に固執してしまいがちですが)本来武道とはその意識をもって調和的な関係性を築いていくための技であることを再確認しました。

(梅田 海来 記)

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