平成29年11月2日木曜日の修法記

副道院長指導のもと科目の復習を行いました。

「下受蹴」
攻者が中段を狙いやすいように中段を空ける。八相構だからと上段に当たるような構え方をしない。
手を背屈した際に膨れる交叉伸筋を下受で受けるようにする。
その部分だけを狙うのではなく、相手の正中線に向かって行うようにする。

「燕返」
膝の動きと手の動きをバラバラにしない。膝を崩して躱した動きがそのまま受けになるような膝、足の使い方をする。手の動きだけでは相手は動けるので、足の使い方を工夫する。
相手からの攻撃線を感じて、そこを触れるようにすると攻者の動きが崩れる。

「逆小手より前指固」
前指固をする際に自分のスネ(足三里穴)の辺りを腕十字固の時に攻める清冷淵穴に当てるようにする。
手首だけを攻めると攻者の手首や、力が強かったら肘を曲げて逃げることができる。
相手が肘を曲げようとする力が相手に返るようにする。

「逆手投」
逆小手から逃げた時に攻者が鈎手手法をしたら動かすことは容易ではありません。
その為、直ぐに相手の肘を取りに行くのではなく、攻者の肩甲骨を手の甲で触れるようにする。
触れる際には順突、逆突の動きを使って相手を崩す。
崩す際に力づくになると、攻者は動いて躱すことが出来ます。
肘を引っ張るというイメージよりも、相手が崩れるところに手首を引っ掛けて崩すようにすると相手が自然と崩れてくる。

「表投」
攻者が背負い投げをしてくる動きを邪魔をしない。
守者は右手で相手を押そうとすると相手はその力に反発して耐えることが出来る。
左手で相手の回ろうとする動きを助長してあげる。
手だけ意識すると固まるので、手を通して攻者の膝を崩す。
丹田と手がバラバラの方向を向かないようにする。
攻者と立っている位置を入れ替わるイメージで行う。

前半は先輩拳士の方と後半は後輩拳士の方と組ませて頂きました。
組ませて頂いて感じたのは、力づくでは本当に勝てないなと感じました。
前半では前指固の時に特にそう感じました。このぐらいだったらしっかり固まって大丈夫かなと思ったら、すごい力で肘を曲げるので驚きました。その際に副道院長には膝をしっかり当てて動きを止めれるような形を作りなさいと指導して頂きました。
実際に形を作ると、力をそれほどいれていないにも関わらず、攻者の動きが止まり力いっぱい握らなくても前指固が出来ました。
相手によって技のかかったり、かからなかったりでは困りますが、かかったとしても形がきちんと出来ているのかが分からないと同じことの繰り返しになるなと感じました。

後半では「表投」をしていた時には余計な力があると抵抗出来ると感じました。お互いに詰まることなく技を終始かけていたのですが、途中で投げる動きが強くなると、その部分を頼りにまた動きが取れることに気づきました。
お互いにこういうものだと、思って慣れてしまうと、技の発展性がなくなってしまいます。
相手が同じ動きだったとしても一回、一回で意識が違います。
その違い自体を自分では感じることが出来ませんが、相手にかけてもらっている時に感じることが出来ました。
副道院長は、かかりに行くことで自分自身の技が上手くなりますと、よく仰ることがあります。今回の修練を通してその言葉の意味が少しだけ理解出来たような気がします。

(近藤 健太郎 記)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中