平成30年5月7日月曜日の修法記

本日の修練は先輩拳士指導の下、拳士全員による基本稽古を10分ほど行ってから、大会に向けての演武修練を行いました。

・逆小手裏返投裏固
この法形では、守者はまず鈎手と同時に腰を落としながら鈎足をして足を差し替え、逆小手を掛けながら右足を前に出しますが、そのときの体重移動がまだまだうまくいかないので、その後の足捌きがもたついてしまいます。
攻者の倒れ込む位置を両脚の間に持ってくるようにする体捌きがまだよくわからず繰り返し練習をして体得していきたいと思います。
また、先輩拳士より攻者の攻撃が腕十字を仕掛けにいくものだから、足を差し替えるのが理に適っているのに差し替えないのはその基本を理解しておらず、ただ手を取りにいく形をしているだけだとのご指摘をいただきました。

・上受投
攻者が裏拳打込をするが、それに対して守者が攻者の手を返しながらその肘を出させて右腰で一旦固める。その動作を円を描きながら流れるように行えば自然と攻者の右肩から落ちていけるが、掛け手の位置が高いと攻者の肘も伸びて倒れづらくなる。どうすればスムーズに流れるような技を掛けられるかをお互いに指摘し合うのが修練であると先輩拳士よりご指導いただきました。また、掛け手を腰の位置にするのも、拳を突くときに前三枚から出して、前三枚に戻る基本の形と同じである旨、ご指摘いただきました。

・蹴天三の連反攻
相手の廻蹴に対して待ち構えるように十字受けをするのではなく、その直前の同時受けの右手が自然と下がって次の攻撃を予防する形のところに廻蹴がやって来ることを理解するようご指導いただきました。でないと、単なる予定調和になり、攻撃を待ち構えていては基本からズレてしまうとのことでした。

本日の修練の最後に本番を想定して各組が順次副道院長の前に出、残り全拳士がぐるりと見守る中、現時点の達成具合を披露し合いました。私はまだ一つひとつの技もうまくできないので、その修練で一杯いっぱいで順番もあやふやで、技から次の技へとつながる流れもまるでできておらず衆人環視の下、恥をさらしてしまいました。大会まで残り一ヶ月ほどなので、この恥をバネに修練を重ねたいと思います。

・考察
大会はあくまで日頃の修練を披露する場。日頃の修練とは基本以外のなにものでもないことを実感しています。それは突きを前三枚から出して前三枚に戻すとか、柔法で技を掛けるときですら、順突の形をとって掛け手をするとかということです。つまり理に適った動きを取り、技が極っているから相手が倒れるのであって、相手が先を見越して自ら倒れていくのでは修練にならないということを先輩拳士よりご指導いただきました。予定調和で踊りのようになっていないか自戒する必要があると思いました。

(柏田 健 記)

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