平成30年11月19日月曜日の修法記

本日の修練では、「小手抜」「前流水蹴」「両手押小手」「足刀蹴引足波返」の復習のあと、学科が行われました。

「小手抜」
攻撃線は相手との最短距離でまっすぐ入っていくようにする。最後に追い込まれてバタつくのは、ジグザグに下がって遅いから。線をかわせばいいので、極端に言えば受けがなくてもかわせる。

「前流水蹴」
守者は安易に突かれすぎなので、受けた瞬間に相手の動きを制するような受けをしなければならない。間合いが詰まって蹴りが窮屈だったり、頭を交わしていても、相手が拳を横に振れば当たるような場所にいないようにする。

「両手押小手」
相手の肘を前三枚に返してあげるようにする。肘と前三枚が離れれば離れるほど、膝と連動して下半身が崩れなくなる。
相手は自分の鏡なので、相手の崩したい場所を自分も動かす。左手と右手両方で押すのではなく、左手で引きながら右手で打つようにする。全ての動作に言えるのは、下から上に動かなければならないということで、内関を打つときも同様。

「足刀蹴引足波返」
二段の新科目として行いました。

その後「技術と学科の学び方」というテーマで学科が行われました。
少林寺拳法がほかの武道と違うのは、金剛禅には思想があり(学科)、それを技術で体現することに目的があるところです。
読本を読むのは最低レベルで、そこで学んだものを易筋行の中で体得していくことがダーマ信仰です。密教で最初に行う懺悔は「こんな宝を持っているのに気づけなくてすみません」という懺悔であり、ダーマ信仰も同様に、外にあるものを取り入れるのではなく、既に持っているものを発露させる行ということでした。
それを邪魔している蓋を薄く、あるいは無くしていくための道筋を示してくれているのが法形ですから、高槻南道院で横田先生の技を見せていただける機会があるのはとても有難いことで、無意識にでもその技に近づこうとしてさらに道に邁進すればいいという話でした。

先日四段の特昇を終えて、お陰様でようやく「正拳士」として正式な拳士となることができました。
道に至るという状態を体現できるように、さらに精進します。

(梅田 海来 記)

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