令和元年7月29日木曜日の修法記

7月29日の修練では、全体で「片手送小手」「送巻天秤」を行った後、有段者は「逆手投」「下受蹴小手投」を行いました。

全体を通して、相手が崩れない時、相手発信のエネルギーを無視して自分発信で操作している場合がほとんどで、相手が崩れない要因は「自分が相手を支えていること」にあるというパターンが多かったように思います。
なので引っ張るではなく流すという意識で、相手からの流れを重力を通して下に下に誘導してあげることが重要だと思い見ていました。
また相手に触れたり攻めに行く時、実際に相手と接点を持つのは最後であり、それまでに皮膚表面を覆う膜のような見えない意識に触れること、自らの正中線を通してアースできるポイントを探り、その線を通ることが、最終的な崩しの呼び水となることを実感しました。

相手の肉体として目視できる境目はありますが、そこを見るのではなく、その先まで伸びる意識を感じ、触れて、流れを歪曲させないことが重要だと思います。
イメージでは、しっかりと握りしめるような密度の大きい手ではなく、手探りするような空っぽの手が必要だと感じました。

(梅田 海来 記)