令和元年8月22日木曜日の修法記

道院長指導のもと、少年部の昇級試験の組演武を行いました。

指導して頂いたのは以下になります。

払受蹴
差込足を行う時には頭の位置を動かさない。動かすと相手はその動きに気づくので下がってしまう。踵が当たったら直ぐに蹴る。動作が1,2とならないようにする。廻蹴をする時になるべく早く蹴る。蹴ったら蜘蛛足で間合を取る。連反攻を受ける時にはその動作に無理、無駄がないようにする。

片手押抜
右の下段構から始めた時に手刀打をした時には左足と入れ替えるようにする。これは相手の足を踏むことも出来るし、蹴りも出来る。動きとして他に応用が効くような状態にしておかないといけない。いきなり抜くのではなく、小手巻返という技が有段者になったら出て来るが、親指を切ってから抜くようにする。相手の崩れ方によっては上段は上鉤突、頚椎への内腕刀打を行う。

燕返
自分の軸を振身をしてその動きと反対に内受を行う。その動きをなるべく早くする。振身だけで相手が崩れるようにする。気合は最初の手刀打と蹴りの時に行う。その間は無声の気合を意識して行う。

上膊抜
相手に頭突をされることがあるので指先は相手に向けておく、いきなり手首を抱えるのではなく、指先を自分の方向に向けてから手首を返すようにする。訓練法として攻者にしっかり押してもらうその押してもらった状態を一度押し返してから攻者の押して来る力を利用して攻者を転がす。

片手送小手
手だけで技をしようとしてしまうと力が要るから、まずはしっかりと自分身体を使う。腕を上げるのにしてもまずは自分の胸の前で抱えてから上げるようにする。

考察
道院長の指導を間近で拝見していると凄い高みからこちらを指導して頂いているように思います。
今回少年部の子は一級の試験を受けること、その次は初段になることもあって求められたのは、気合と早さでした。ただ早くしろ、ただ気合を大きくしろということはなく、どうやったら気合がしっかり出て、どうやったら早く動けるのかというのを的確に指導して頂きました。
 また出来ないところがあれば、その子の段階であればこうするのが良いよと指導されていました。その子がまた素直だからか、道院長は付きっきりで指導して下さいます。相手をするこちらとしては時間の過ぎるのが早いことにただただ驚くばかり、汗拭いて水を取っておいでと言われる度に時間を見るとワープしている感じがしてなりません。
 自分が指導をする際にそこまでの質量や熱量を持って出来たらどれだけ楽しいのだろうと思います。楽しいからこそ夢中になるし、楽しいからこそ工夫や成長していける。こればっかりは人から言われて出来る事ではないのだろうと思います。外の目を気にするのではなく、自分の中に楽しさや面白さを見つけて行くことで指導や自分が向上していきたいと思いました。

(近藤 健太郎 記)