令和元年8月26日月曜日の修法記

 本日の修練では、基本稽古を行い法形科目の復習を行いました。

・片手寄抜

 この科目では、相手に手首を掴まれている部分を動かさずに抜きますが、その抜く際に肘で自分の鳩尾をかきにいくようにすること、鈎手守法になった際の攻者の中指・薬指・小指が下方へ向いているようにすることを先輩拳士から指導して頂きました。

・両手寄抜

 この科目では、上記の片手寄抜を両手で行いますが、鉤手守法で相手が上に浮いた状態になってもらうこと、目打と中段突は目打をして手を引く力を使い中段突を行うことを先輩拳士から指導して頂きました。

・天秤投

 この科目では、送駒という投げ方を研究しました。相手が突いてきてその場で当身を行う場合は引駒という投げ方をし、相手を投げる場合は送駒で投げるということ、そして送駒をする際に相手の頭を浮かせておけば力を最小にして投げることができることを副道院長に指導して頂きました。

・考察

 級拳士の方と組んで科目を行う時には当然級拳士の方に合わせた科目を行いますが、有段者の科目を行ったり、技の研究をしていくと級科目の技でも全く違う感覚になっていたり、気付いていない所に意識が向いたりすることがあります。以前に山登りをして振り返れば今まで通った道の全貌を見ることができると仰って貰った記憶がありますが、武道だけに限らず道というのはそういったものではないかと思います。後から通った道に戻ればその時は見えていなかったものを発見することもあるし、1度通れば2度目は少し簡単に行くことができる。先に進んでいけば新しいものを知ることができて、その前に分からなかったことが分かったりする。そういったことを繰り返して深みを追求して普段の生活や周りの人間関係等自分を含めた全てを豊かにしていこうと思います。

(山崎  颯太  記)