令和元年9月19日木曜日の修法記

 本日の修練は基本稽古を行った後、科目の復習と新科目を教えていただきました。

・燕返

 この法形では、少年部の拳士と稽古を行いました。攻撃と同時で手刀切を行う際に身体が横へ崩れながら入っていたので、振身をして体勢が真っ直ぐ戻ってから手刀切を行わなければ、相手に影響を与えにくいと指導をさせていただきました。

・矢筈投

 この法形は相手から後ろから抱きつかれたり、俵投などの攻撃をされた場合の技になります。抱きつかれたら矢筈守法に入り、矢筈抜身をしてから矢筈投に入る。矢筈守法は肘を前に出すように張ること、矢筈抜身は手を自分の正中線から出すこと、投げる際は相手の丹田より低い位置に入ることを道院長から指導していただきました。また、抱きつかれても尻で相手の金的を打ったり、下半身は自由に動ける状態になっていることで相手の足や手の臨泣を攻めたり、左足の血海を攻めて相手を浮かせたりすることもできることを道院長から教えていただきました。

・考察

 本日は、新しい技を教えていただきましたが、新しい技を修練している時と復習科目を修練している時では全然頭の中の状態が違うと感じました。復習科目であれば形は覚えているし、様々な指導をしていただいているのでこういう所に意識を置いておかなければ、という注意点や別法の掛け方を指導していただいたりしているので相手に意識を向けやすかったりするのですが、新しい技だとその時に説明していただいた形をなぞることだけに精一杯になっていると感じました。いっぱいいっぱいの状態でまともにできてもいないと思いますが、脳や意識に新しいことをするという刺激は何より大切だと思います。また、同じ技でも色々な方法を試したり、機械的な動作にならないように感性を研ぎ澄ませて、道院長から教えていただいた「深める」方向性の稽古を常に自分の中で行っていかなければならないな、と思いました。

(山崎  颯太  記)