令和元年12月5日木曜日の修法記

本日の修練では、基本稽古を行った後に法形の復習を行いました。

・腕十字・縦合掌固

この法形では、仕掛ける際に相手の足を崩すことを意識します。相手の足の小指から親指側へと体重を乗せるようにし、腕十字に入る際もすぐ肘の急所を攻めるのではなく、相手の指先から掛けていくことで影響力が全く変わります。縦合掌固の際に右手の操作として、相手の手の平の感情線から指の第一関節に力を流すこと、そうすることで相手の首に力が流れ首が縮むと腰も同様に縮むのでそこから相手の指先を鳩尾に向けて極めるとお腹と足が上がり、蹴りで反撃が出来なくなります。と副道院長に指導していただきました。

・外押受突

この法形では、振打に対して目で追いかけてしまうので相手に依存してしまう状態になってしまうので、そうではなく外押受を顔前の正中線から出すという形を使い、相手の行動に合わせない。そうすることで自然と受けが相手の内関に当たります。と副道院長に指導していただきました。

・片手送小手

この法形では、前回道院長に指導していただいた片手巻抜を使用し、龍王拳から龍華拳に繋げること、送固は相手の肩を地面に杭を刺すように行うことで相手の首が固定し全身を抑えることができます。と先輩拳士に指導していただきました。

・考察

今回の稽古では、改めて形の大切さを感じました。法形では相手の攻撃は限定されていますが、実際は押したり引いたりだけでなく、そこから攻撃を加えたり、守法を崩したりすることが可能です。その相手の攻撃の変化に対応するためにもまずは技の形通りに行うことで、相手の変化に落ち着いて対処することができます。形と八方目の意識は常に持っておかなければならないと思いました。視野が狭くなり、相手の変化に対応しきれなくなると武術として成り立たないので、常日頃から八方目の意識を心掛けていかねばならないと感じました。

(山崎 颯太 記)