令和二年1月30日木曜日の修法記

道院長指導のもと以下の科目を行いました。

「合掌丁字」

・手の動きだけで行うのではなく、足の動きを使う。

手の動きだけで相手に影響を与えようとしているが、足からの動きでないと相手には影響を与えられない。

・順突の動きを使います。

順突を突く動きがあるから、相手に影響を与えることが出来る。それを見せていないだけです。

・蹴りの間合に入れるようにしておくこと。

技を行うのに止まってするのではなく、一つの動きがダメならば他の動きが出来るような状態にしておく。

・相手がもし倒れないような状態だったのであれば蹴るイメージを持って行うこと。

相手が一歩足が出たり、動ける状態であれば風市穴を蹴ったりして足が出ないようにする。

・順突の動きで相手の膝を刈る。

自分の膝の動きで相手に当てないけれども膝を刈るイメージで行う。

・相手との間合が近ければ実際に膝を刈るようにする。

刈るイメージで行いながら、もし相手との間合が近い場合は実際に膝を刈る。

考察

先日より「合掌丁字」を行っていますが、言葉の意味では順突、膝を刈るというのは分かるのですが、いざ身体を使うとなった時に言われる事が上手く出来ないことがあります。今回は体格の大きい相手と法形修練を行いました。10回に2回ぐらいは相手に影響を与える事が出来ました。影響を与えられる時には相手が軽く何で倒れるのかが分からないぐらい軽いのです。上手く行かない時には相手とぶつかって手首を攻めても全く動きません。道院長に足の動きですよと言われて動く時には動きますが、そうでない時には手で行ってしまうようです。

指導して頂いている時に感じたのは、境界線を作らない事かなと思いました。順突の動きですよといくら言われても自分の中で順突はこういうものという物が出来ており、少しづつ変わってはいても道院長の仰っている順突には遠く及ばず。自分の中で勝手に完結しているように思います。膝が地面に付くぐらい膝の動きを使いなさい、順突でも突ききりなさい仰られるのはそういう概念を壊してもっと先に進まないと行けないよということなのではないかと思いました。

そういう指導を以前からして頂いていますが、突ききる身体状況、膝が地面に付くぐらいな身体状況とはどういう状態なのだろうか?どうやったらそういう身体を作る事が出来るのだろうか?と分からないことに悩んでいました。でも今は自分の身体を通して模索するのがとても楽しくなって来ました。今の時点ではまだまだ分からないことだらけですが、今年は指導して頂く事が少しでも出来るようにしていきたいと思います。

(近藤 健太郎 記)