令和二年2月6日木曜日の修法記

2月6日は、全体で基本修練、胴突き胴蹴り、その後少年部の指導を行いました

胴突き胴蹴りでは、対象を意識するあまり視線が定まってしまい、八方目の意識がなくなっていました。まずは基本通り意識を広げる姿勢、氣の状態が重要です。

また息を詰めて、突いてから、あるいは蹴ってから遅れて氣合が出ている方もしばしばいらっしゃいます。それらが一致していても、呼吸を噛むように息を詰めている場合があります。相手に呼吸を通す意識が重要です。

そして意識するのは丹田以下、足元から通すことで、膝腰のつまりを感じて抜きながら、下から身体を使うことです。

「内受突」

下記の通りお伝えしました。

・相手の攻撃を突かせ切ること。

・内受の際、体の正面を使ってぶつかりながら受けている状態から、背中側を意識すること。

・内受の状態で相手の正中線に触れている意識を持つこと。

・相手の攻撃は握り拳で止まっているのではなく、その先まで意識が流れているため、その流れを変えるためにほんのすこし軌道を変化させてあげること。

・攻者は正中線に触れられているか、外れているかを感じて攻撃を行うこと。

「外受突」

下記の通りお伝えしました。

・順突が内受突の内受同様、相手の正中線に向かうよう意識すること。

・絶対に後ろに下がらないこと。

・後ろに下がらなくても、大きく横に逃げないこと。

・始めから順突があるところに相手が入ってくるような意識で立つこと。

・攻者は突き切った状態で安定していると感じるのなら、崩れている相手を押し返すなどすること。

前回、少年部は道院長に外受突を指導していただきました。

その際、順突と同じかそれ以上に、相手の力を抜き切る外受が重要であるとお話しただきました。

一見外に受けているだけに見えて、(かなり難しいが)相手の力をすべて抜き切らせているということでした。

またその延長で開身突も指導していただきました。

要点として、相手の攻撃に意識を合わせていては、相手の思った通りになってしまうこと、

相手が思ったのと違う状態を生み出すために、相手の突きを不完全燃焼のまま止めてしまうと難しいこと、

目的を果たすために、絶対に後ろに引いてはいけないこと、氣をずっとずっと前に放つことをお伝えいただきました。

目に見えて後ろに下がっているとき、前に入っているようで後ろに下がっているときの2種類があります。

前者も要改善ですが、後者も心氣力の一致が必要であり、またそれ以降の段階としても、

後ろに下がりながらも前に入っているという形があると思います。

いずれも氣の問題であり、集中密度と日常的な訓練が更に必要であることを痛感します。

(梅田 海来 記)