令和2年3月2日月曜日の修法記

本日の稽古は基本修練のあと、道院長指導の元、有段者、級拳士、少年部と各科目を行いました。

諸手押抜

逆天秤に対しての龍王拳。守法と運歩法で攻者の体勢を崩す。守者右前の時には右手で攻者の親指を切りながら、左手で右手の動きを補う。引き手の体捌きで攻者を崩し、体勢を戻す際には反撃に転ずるように止まらずに行うこと。

逆天秤

攻者の腕の状態を背中を向けた状態でも把握すること。掛手から運歩までを一動作で行う。守者の肩に攻者の腕が乗っていなくても技が掛かる状態を維持出来るように訓練する。

腕十字立合掌固

仕掛技では相手の虚の体勢を整えること。

攻者が仕掛けに対して手を引いてたとしても、攻者の体勢が崩れてしまう腕の状態がある。

その腕の位置、角度を知ることで、守者の掛手から目打、運歩においてどこに足を置くなど位置が定まる。

道院長の動きは自然に見えて、無駄がありません。一挙手一投足に意味があり、小さな動きにも関わらず、攻者に対する影響がとても大きいのです。あらゆることを同時に行いながらも、変化技に対してもいとも簡単に対応されています。一つ一つを分解して指導頂く時においても、少年にも分かりやすくように手を添え体感させて頂けます。

伝えにくい感覚は体感とともに、言葉で補足を受けながら誘導して頂けます。全てを教えるわけではなく、教わる側の視点まで見えているからこその指導を改めて体感させて頂きました。法形が出来るということは指導を受けた本人が出来るようになったらというお言葉を再認識することが出来ました。

嶋立 幸司 記