令和2年3月9日月曜日の修法記

本日の修練は、基本稽古を行った後、復習科目として「両手寄抜」「両手巻抜」「十字抜(片手)」「十字小手」「片手送小手」「送巻天秤」「肘抜より前天秤」を行いました。

道院長、副道院長より以下のことをご指導頂きました。

「両手寄抜」

鈎手の形をしっかりと作ることで、相手が爪先立ちとなるように行うこと。そこから寄抜を行う際、自分の肘を相手の肘に合わせるように抜くこと。

「両手巻抜」

攻者が守者を一度押すだけでなく続けて押すことにより、攻者が押せない位置の確認を行いました。巻抜の際、手首を持たれ巻く時にできる隙間に置くような状態で巻くこと。

「十字抜(片手)」

相手の攻撃を膻中に寄せ、腕だけで相手の腕を挟むのではなく、自分の脇から相手の腕に掛け続けるようにして腕をしっかりと挟むこと。

「十字小手」

相手の腕をS字の状態にする際、自分の肩の高さで行うこと。攻者の手首と頭が連動しているので、手首を立てるのではなく相手の大椎をのぞき込むような感じで自分の足を引くこと。

「片手送小手」

体全体を使い大きく技を掛けて行きますが、手先にばかり意識を向けるのではく、相手の肩に影響が出るように意識して掛けていくこと。

「送巻天秤」

片手送小手が極まらなかった際に行いますが、まず相手の肩に影響があるかどうかで判断します。影響がなく送巻天秤を行う際に、相手の腕に天秤を掛けて行きますが、自分の腕を横もしくは上から押し付けるのではなく斜め下から自分の腕を相手の腕に沿うように仕掛けていくこと。

「肘抜より前天秤」

攻者に押された方の手だけに気を捕らわれず、反対の方の手にも意識を忘れないこと。

押された方の手が抜きにくいため、抜く際に母指を相手の手首に潜らせそのまま自分の肘を前に押し出すようにすると抜きやすくなる。

前天秤の時、横に押し出すようにせず、相手の腕に沿うように掛けていくこと。

<考察>

主に三級の技の復習を行っていきましたが、相手全体を見ず部分的にしか捉えておらず、位置取りであったり、体全体を使っていなかったりと自分では気付いていないことが多々ありました。また、技が上手く掛からないと力で無理やりに技を掛けようとすることもありました。ご指導頂いた時は、気付けても上手くいかなくなると、同じことを繰り返していました。

まずは、ご指導頂いた事を粛々と行い、自分勝手にならないよう意識して丁寧に行っていきたいと思います。

用水原 欣典 記