令和2年4月6日月曜日の修法記

本日の修練は基本稽古を行った後、法形科目の復習を行いました。

・突天二

打上受は相手の攻撃が不意打ちや、咄嗟の時に使用する受けで、上段か中段どちらを攻撃されるのか分からないので、上段中段どちらも網羅した受けでなければならない。基本的な形として、親指が上に向いた状態で受ける、受ける側の半身だけでなく反対側の半身も固めずに使う。腕は受ける瞬間だけ力を入れるようにし、打ち上げた時は肘、打ち落した時は手首で受ける。

・小手抜

身体を捻って抜いている場合は身体を回転動作で抜いているので、肩甲骨を広げ背中を丸めて抜くこと。動作は止めない、目打をした時には小手抜を同時に行う。

・逆小手

自分の指の方向に力は流れることを常に意識して動く。逆小手の場合は指の方向は自分の丹田に向けて力を円流させる。相手の手から離れて抜かずに右手は相手の合谷、左手の親指は相手の中渚に当てておく。自分と相手の力の方向がばらばらになっていると相手が柔らかいと掛からなかったり、逃げてしまうので、双方の力の方向がどこに向いているのかを感じておかなければならない。逆技は雑巾しぼりの手の動きを使用する。そして、常に正中線の前で技を掛ける。

・考察

毎度道院長から修練で指導していただく内容は、その技その技だけの内容だけでなく、全ての技に繋がる技術、意識、気の流れを解説していただいております。特に、正中線で技を掛けるということは、一見とてもシンプルな内容ではありますが、己自身の技を振り返ってみると、正中線よりずれたところで技を掛けていることがあります。そういったシンプルだけどとても重要なことを常に行う。例えば、日常でも単純でありながらできていないことは沢山あると思います。そういった意識のエネルギーを漏らさないことだって初歩的な稽古になっていると思います。稽古と稽古以外は繋がっていることを再認識し、日常を過ごしていくことが大切だと思いました。

(山崎 颯太 記)